前回は、RunbookとClaudeを連携して、生成AIからRunbookのマニュアルを読み込む方法を紹介しました。
RunbookのMCPサーバーは、記事の作成にも対応しているので、生成AIに業務マニュアルの雛形を作ってもらうこともできます。せっかくなので、今回はフロー図付きの新入社員向けマニュアルを作ってもらうことにしました。
さっそくやってみましょう。
こちらを参考に、ClaudeとRunbookを連携します。リモートMCPサーバー、ローカルMCPサーバーいずれかが利用できます。ClaudeのWeb版やスマホアプリを使う場合は、リモートMCPサーバーを使ってください。Claude for DesktopやClaude Codeを使う場合は、ローカルのMCPサーバーも利用できます(リモートMCPサーバーでもOKです)。
うまく連携されていれば、Claudeのプロンプト画面に「runbookから追加」というメニューが表示されます。
先に、業務マニュアルを保存するためのブックを作成しておきます。Runbookのワークスペース画面で「ブックを追加」をクリックして追加します。ブック名は「社内規程」、ブックの種類は「標準のドキュメント」としておきましょう。
Claudeのチャット画面を開いて、「runbookから追加」を選択すると、Runbookに作成されているブックの一覧が表示されますので、あらかじめ作成しておいた「社内規程」ブックを選択します。
プロンプトに「新入社員向けのオンボーディング手順書を作りたいです」と入力します。
新入社員向けのオンボーディング手順書を作りたいです。
新入社員向けのオンボーディング手順書を作成させていただきます。まず、「社内規程」の既存の構造を確認して、適切な内容を作成しましょう。
RunbookのMCPサーバーから情報を取得してよいかと聞かれますので、「常に許可する」をクリックします。
既存の社内規程の内容を確認しました。勤怠マニュアルと就業規則が既にあるので、これらを参考にしながら包括的な新入社員向けオンボーディング手順書を作成します。
しばらくすると、作成完了のメッセージと概要が表示されます。
新入社員向けのオンボーディング手順書を作成しました!
この手順書には以下の内容が含まれています:
📋 主な構成要素
入社前準備から3ヶ月間の詳細なタイムライン
入社初日の時間割とチェックポイント
必要書類・受け取り物品の一覧
重要な社内ルールと相談窓口
進捗確認用のチェックリスト
🎯 特徴
既存の「勤怠マニュアル」と「就業規則」との整合性を保った内容
段階的な習得プロセス(1日→1週間→1ヶ月→3ヶ月)
新入社員だけでなく受け入れ側の管理者も活用できる構成
具体的な時間割やチェックリストで実用性を重視
手順書は社内規程ブックに追加されており、こちらのURLから確認できます。
内容の修正や追加が必要でしたら、お気軽にお申し付けください!
Runbookで確認してみると、ちゃんと登録されていますね!
このままでは味気ないので、フロー図も作成してもらうことにします。
オンボーディングプロセスの概要をフローチャートで挿入して
しばらくすると記事を更新した旨のメッセージが表示されました。
記事の内容を確認しました。「はじめに」セクションの後にオンボーディングプロセスの概要をMermaidフローチャートで挿入します。
完了
オンボーディングプロセスの概要フローチャートを挿入しました。
「はじめに」セクションの直後に、入社前から3ヶ月までの流れを5つのフェーズに分けたMermaidフローチャートを追加しています。各フェーズ(入社前 → Day1 → 1週間 → 1ヶ月 → 3ヶ月)の主要なステップが視覚的に確認できます。
記事はこちらで確認できます:
Runbookで記事を開くと、フロー図が表示されました!
mermaid記法はテキストデータなので、Runbookの記事の編集画面から編集することもできます。mermaid記法の詳しい使い方は、こちらのサイトなどを御覧ください。
生成AIとRunbookを組み合わせるとかんたんに業務マニュアルの雛形を作ることができます。もし意図したものと違うものが生成されてしまった場合には、変更履歴画面からいつでも以前の版に戻せるので安心です。
今回は、フロー図入りのマニュアルを生成AIに作ってもらう方法を紹介しました。他のツールと組み合わせることで、既存の文書やさまざまな情報をもとにマニュアルを作ることもできそうですね。新しい使い方をみなさんもぜひ発見してみてください。